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布きれが好き 作るのはほどほど 最近は着物も生地に見える
by tapestry15913


梨の季節


お盆が過ぎ、夏バテでふらふらのこの時季、そう梨の季節の到来です。
もしかして以前のブログにも書いたかもしれないけど、この梨がないと
秋は来ない、生きていけない。

この町に越してきて、じげもん市(産直所)で野菜を物色していて、この
梨を見つけました。
皮をむいていてしたたる水分、甘みと酸味のバランスの良さ、さくさく
の歯ざわり。こんな梨初めて食べた。
今まで食べてた梨はあれは、ぱさぱさの別の物。
それからというもの、足しげくじげもんに買い求めに行ってたが、なか
なかめぐりあえない。
店の人に、いつ入荷するのか尋ねると、
~あ、あそこにいるのが農家さんだから、直接聞いてみんね~

その日から、もうじげもん市じゃなく、直接その農家さんの家に買いに
行くようになりました。
高温に弱いらしいので、冷蔵庫に入るぎりぎりの1週間分ぐらいをまと
め買い。たくさん買うとおまけをくれたり、ジャム用にちょっと傷んだ
のや小ぶりなのを分けてくれます、やっぱ直接がいい。

冷蔵庫で冷やして、朝も晩も食べ続けます。
夏バテで干からびた体に、梨の水がぐんぐん吸い込まれるようにしみわ
たり、詰まったりゆるんだりしがちなお腹の調子も整います。
品種は豊水です。多分、どこでも生産されてると思いますが、新鮮だし
地産地消というか、地元の物が口に合いますしね。

まさに天の恵み。この梨と出会わなかったら、今頃どうなっていたか?
ちと大げさなようですが、物心ついてから、夏バテしない年はなく、今
頃はたいていやつれてげっそりしているのです。
なんか夏バテは自律神経と関係しているとか。
そうでしょ、そうでしょ。自律神経弱いですもん。
つわりも更年期もひどかったですもん。

色々手立てはとったつもりですが、うなぎ食べるとお腹こわすし、梅酢
は酢の物にずっとつかってるが、特に変化なし。
諦めていたところに現れたおくすり。梨は漢方薬にもありますよね。

ところが、今年はこの干ばつで、梨の出来がよくないらしい。
農家さんは、お盆も返上で毎日毎日水やりに明け暮れたそうです。
味の保証はできない、と言われました。
一口かじると、ガーン。
水分が足りない、味もばらばら、酸味が抜けてないものや水っぽいのや。
仕方がありません。生き物ですから。

それでも何もないよりはまし、大事に食べていきます。大切なくすりだ
から。

そして、ちょっと哀しいのが・・
夏バテでげっそり、と書きましたが、50を過ぎると、もうげっそりも
ない。ただきついだけ、だるいだけ。
前は、2,3kg減ってたのが、今では頑固に体重キープです。


家で食べる用なので、多少傷あり、をまとめ買い。
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by tapestry15913 | 2016-08-29 17:05 | 日常
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