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布きれが好き 作るのはほどほど 最近は着物も生地に見える
by tapestry15913


ずぼらなガーデニング~シャコバサボテンも~

そのシャコバサボテンは初め、
うちにありました。

だいぶ大きくなったので、
根分けして、二つにしました。

根分けが原因なのか、
その後、花は咲かなくなり、
元気もなくなり、
弱っていく一方でしたので、

日当たりが悪いせいかと思い、
会社に持って行って、
ひなたに置いてみました。

そこは、さんさんと日の当たる
特等席。

最初はよかったのに、
気がつけば、
ぽろっぽろっと、葉が落ちています。

あわてて、園芸店へ。

そこの人に、いろいろ聞いて
驚きました。

シャコバサボテンは、
日陰はよくないけど、
がんがん日が当たるのもよくない、
そうなのです。
 
うっそー!
サボテンというから、
太陽が大好きで、
当たれば当たるほどいいのかと、
思ってました。

結局、また、会社の裏手に
置いてみると・・・

不思議。

また、折り鶴ランのように
元気になってきました。

一時は根元がぐらついて、
もうおしまいか、と覚悟したのに。

この場所は、植物のパラダイスか?

今では、毎年12月ごろに
きれいなオレンジ色の花を
咲かせます。

花が咲いたときだけ、
事務所の中に入れて、
みんなに見てもらうように
しています。

シャコバサボテンと言えば、
もう一つ思い出が。

若い頃、勤めていた会社に
シャコバサボテンの鉢植えが
ありました。

事務員は、毎日忙しくて
花の世話をする余裕もなく、
たまーに水をやるだけ。

ある日、宅急便が来て、
大きな荷物をどしんと
その鉢植えの上に落とし、
ぺちゃんこにしてしまったのです。

あ~もう枯れるな。

私たちは、すぐあきらめて
水もやらずに、ほっといたのですが・・

ふと気づいたら、
一輪だけ花を咲かせている。
せわしない12月だったんですね。
それがまた、きれいな赤い花を。

なんて健気な! と先輩は
自分の飲みかけの、湯呑のお茶を
植木鉢に注いでいました。

この光景を思い出すたび
吹き出してしまいます。

ずぼらなガーデニング~シャコバサボテンも~_d0339331_22081173.jpg






















by tapestry15913 | 2015-11-07 08:43 | ずぼらなガーデニング
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