人気ブログランキング | 話題のタグを見る

布きれが好き 作るのはほどほど 最近は着物も生地に見える
by tapestry15913


ずぼらなガーデニング~庭を造りたい~

この家に引っ越して、はや18年。

家の側面の、
細い路地のような場所に
私だけの庭を!
と意気込んだのは遠いむかし。

森のように、たくさんの木を植えて、
四季折々を楽しめるように、
花々の咲き乱れる庭を、
自分の手で・・
大風呂敷を広げていました。

ところが、うちは北向きの日陰地。
花咲く庭はすぐにあきらめました。

もともと植えてあるものを、
ぐるりと見回すと、
南天、ピラカンサ、山茶花を端っこに、
真ん中の部分は芝生、
玄関脇にソテツです。

庭というより、
幼い子供たちの遊び場所
だったと思われます。

それらの木はそのままに、
エゴノキ、もみじ、樫の木
まさき、あおき、あまちゃ、沈丁花
など次々と植えました。

とにかく風土に合ったものを、
ということで、選んだものです。

草花の代わりには、
つわやぎぼうし、あまちゃ、ノシラン
などを植えました。

これは、後々季節が巡って
気づいたことですが、
ぎぼうしの芽吹きの美しさには、
目を奪われました。
初夏にひっそりと咲く藤色の花にも。

また、晩秋の色寂しい時季に
つわの黄色い花はとても明るい。

これもまた、後で気づくのですが、
つわは、ふきと違って、
株があまり大きくならない、
という利点もありました。
狭い庭には大切なことです。

雨の中にしとやかに咲く
あまちゃも素朴で、
飽きの来ない美しさ。

むしろこっちが好き!
日陰地でよかった!

それに、花より葉っぱの方が、
いろんなバリエーションがあって美しい、
そう思うようになりました。

この頃は、木の成長スピードや
どのくらいまで大きくなるのか、
10年後はどうなっているのか、
など思いも及ばず。

あまり大きくならないように、
とりあえず株立ちにしとこう・・
ぐらいの考えで。

日陰に育ちやすい、
木と葉物をどんどん植えた、
という感じです。

ここから、数々の失敗を
重ねることになろうとは。

盛り上がっている時は、
気付きもしませんでした。












by tapestry15913 | 2015-11-03 10:28 | ずぼらなガーデニング
<< ずぼらなガーデニング~ヒメツルソバ~ 懐かし映画館  アイズワイドシャット >>